2021年6月第2週
2021年6月9日
内科・小児科領域では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が先週と変わらず流行しています。他には溶連菌感染症やアデノウイルス感染症がわずかに見られます。喘息発作は横ばいです。アレルギー性鼻炎・結膜炎は横ばいです。皮膚科領域では感染症で特に流行っているものはありません。
県内での新型コロナウイルスの感染者は減少しており、まん延防止等重点措置も解除になりました。しかし、ここで安心して一挙に人流が増加しては再び感染者数が増加して再度日常生活が制限されるようなことになるかもしれません。手洗いや適切なマスク着用を心がけて、今まで同様一人一人が感染予防に努めましょう。
一方梅雨に入って蒸し蒸しした日が多くなってきました。気温と湿度が高い状態にまだ体が慣れていないためか、熱中症のような症状で受診される方も見られます。水分補給をこまめにし、3密が回避できる屋外では適宜マスクを外すことも考慮して、熱中症にならないように注意しましょう。