2021年6月第5週
2021年6月30日
内科では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作の報告は横ばいです。溶連菌感染症の報告がわずかにありました。小児科では感染性胃腸炎、咽頭結膜熱(プール熱)、喘息発作とも多くはありませんが見られます。皮膚科では流行っている皮膚疾患はありません。眼科ではアレルギー性結膜炎は先週と同程度です。アデノウイルス結膜炎は流行っていません。耳鼻咽喉科では先週に比べてアレルギー性鼻炎の報告は減りました。
新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う新しい生活様式の中で、熱中症に対する注意が必要です。マスクを着用している時は激しい運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給、特に気温湿度が高い時は注意しましょう。室内では上手にエアコンを利用し、使用中もこまめな換気を行い、また暑さに備えた体づくりと日頃からの体調管理にも気を付けましょう。