2021年11月第4週
2021年11月24日
成人では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支喘息の報告は横ばいです。わずかに手足口病の報告がありました。小児では手足口病が増加しています。感染性胃腸炎と喘息発作は減少しています。特に流行っている皮膚疾患はありません。耳鼻咽喉科では先週に比べアレルギー性鼻炎の報告はやや減っています。眼科ではアレルギー性結膜炎は先週と同程度です。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。
全国的に新型コロナウイルスの新規感染者の報告は少なくなっていますが、引き続き気を緩めることなく第6波に対する警戒、感染予防が必要です。季節性インフルエンザは例年12月~4月頃に流行し、1月末~3月上旬に流行のピークを迎えます。予防接種は効果が出るまでに時間がかかるため12月中旬までに接種を終えることが望ましいとされています。小児、高齢者、持病がある方は積極的に接種をすることをお勧めします。早めにかかりつけ医にご相談ください。