2021年12月第5週
2021年12月28日
成人では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は減少していますが、喘息発作は横ばいです。小児では手足口病はかなり減少していますが、感染性胃腸炎はやや増加、喘息発作は横ばいです。特に流行っている皮膚疾患はありません。耳鼻咽喉科ではアレルギー性鼻炎の報告は先週と比べて同程度です。眼科ではアレルギー性結膜炎は減っています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。
昨年と比べると感染対策の規制も幾分か緩やかとなり、年末年始は帰省などで人流の増加が予想されます。忘新年会などで友人、家族と久しぶりの再会を楽しみにされている方も多いと思いますが、会合などは各自治体の基準に従って、大人数、長時間、大声を避け、認証店を活用しましょう。また咳エチケットとして咳・くしゃみをする際にマスクやティッシュ、ハンカチ、袖を使い口や鼻をおさえるなど、新型コロナウイルス、インフルエンザに対する感染予防に努め、良い年末年始を迎えましょう。