2012年10月第2週
2012年10月11日
成人では、気管支喘息が若干増加しています。B型インフルエンザの報告が1件ありました。
小児も喘息が増加しています。おたふくかぜや水ぼうそう等の感染症は落ち着いています。
流行している皮膚疾患や皮膚感染症はありません。花粉症(鼻炎)は増加しています。ヨモギ等の秋の花粉が飛び始めたためと思われます。毎年この季節に鼻炎症状のある方は早めの治療や予防対策を心がけて下さい。結膜炎も少し増加していますが、流行性結膜炎(はやり目)は、流行っていません。
例年、インフルエンザの流行は、11月から4月で、中心は、1月上旬から3月上旬です。ワクチン接種による効果が出現するまでに2週間程度を要することから、遅くても12月中旬までにワクチン接種を受けることが望ましいでしょう。
朝夕の寒暖の差が大きくなり、体調を崩しやすい時期です。からだの抵抗力を高めるために十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を心がけましょう。