流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2012年10月第4週

2012年10月24日

 朝夕の冷え込みが見られる季節となり、気管支ぜんそくの発作をおこす人が増えています。例年この季節は一年の中で最も発作を起こしやすい時期です。発作を起こした人は早めに治療を、まだ発作が出てない人は予防的な治療を受けるようにしましょう。
 小児ではRSウイルスによる気管支炎や肺炎、マイコプラズマ肺炎、水痘(水ぼうそう)などが引き続き見られています。また成人も含めて感染性胃腸炎が少し増えてきました。
 乾燥による皮膚のトラブルが増えています。保湿剤などによるスキンケアをこまめに行い、皮膚を掻いて傷つけないようにしましょう。
 花粉症は、鼻炎はやや増加、結膜炎はやや減少しています。流行性結膜炎(はやり目)は、はやっていません。
 インフルエンザの予防接種が始まりました。13歳未満では2回、13歳以上では1回接種が基本です。例年本格的に流行が始まる年明けまでに免疫をつけるため、できるだけ年内に接種が終わるようにしてください。