2013年6月第2週
2013年6月5日
インフルエンザは少数見られますが、ほぼ終わりに近いようです。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は引き続き見られます。ウイルス性が多いのですが、季節的に細菌性食中毒の多くなる時期ですので、高熱や血便、強い腹痛などに注意しましょう。
その他小児では、水痘(みずぼうそう)や流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、溶連菌感染症、アデノウイルス感染症、手足口病なども見られます。
梅雨に入り気温と湿度が高くなり、あせもやとびひが見られるようになってきました。また毛虫などの虫さされや紫外線による皮膚のトラブルも増えています。
天候の不順なこの時期は気管支ぜんそくの発作がおこりやすくなります。ひどくならないように、早めに治療を受けてください。