2016年1月第3週
2016年1月15日
小児、成人ともに感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の流行が続いています。インフルエンザの患者さんは少数です。インフルエンザA型とB型の両方がみられます。
小児ではひきつづきRSウイルス感染症が多くみられます。溶連菌感染症、水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、伝染性紅斑(りんご病)などがみられますが少数です。
暖冬のためか、凍瘡(しもやけ)、乾燥性の皮膚疾患は少ないようです。
花粉症による結膜炎や鼻炎も、ひきつづきみられています。
冬休みが終わり新学期がはじまると、小児の流行状況は変化していくであろうと思われます。