2016年11月第4週
2016年11月24日
小児では、インフルエンザの報告が少し増加しており引き続き注意が必要です。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)・喘息の報告も先週に引き続き多く見られます。その他の感染症は少なくなっています。
成人では、気管支喘息や感染性胃腸炎の報告は先週に引き続き横ばいです。異型肺炎や溶連菌感染症およびインフルエンザの報告もありました。
皮膚疾患では、特にはやっている皮膚感染症はありません。小児や高齢者の方で皮膚の乾燥を訴える人が増えてきました。
花粉症(鼻炎)は高い値を維持し、花粉症(結膜炎)は少し減少しています。流行性結膜炎(はやり目)は流行っていません。
気温が下がり、暖房を使用することが増えてきました。暖房により更に乾燥しますので、加湿器を置くなどして、快適な環境作りを心掛けましょう。
インフルエンザの流行に備え、手洗いうがいも励行しましょう。

