流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2017年3月第2週

2017年3月15日

インフルエンザは、成人小児ともに減少していますが、まだ報告数が多く注意が必要です。全地区でインフルエンザA型の報告は減少しました。インフルエンザB型の報告はありますが、とても少ないです。

成人の感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいで、溶連菌感染症も引き続き報告されています。

小児で溶連菌感染症・感染性胃腸炎・流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)は横ばい、手足口病・ヘルパンギーナの報告がありました。

特にはやっている皮膚疾患はありません。

花粉症(鼻炎・結膜炎)ともに増加しています。流行性結膜炎(はやり目)は流行っていません。

本格的なスギ花粉のシーズンに入り、アレルギー症状を訴える方が増加してきましたが、先週から悪化して受診する方が増えています。
晴れや曇りで気温が高い日には花粉が飛びやすくなりますし、乾燥している日や風が強い日も注意が必要です。外出の際にはマスクや眼鏡などを身につけ、帰宅後は室内へ花粉を持ち込まないよう気をつけましょう。