2017年4月第4週
2017年4月26日
成人では、インフルエンザは減少しており、65歳以上での報告は無くなりましたが、感冒様症状で高熱を伴った患者さんが少数見られました。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告は横ばいで、気管支喘息の報告は減少しています。溶連菌感染症や異型肺炎の報告が若干ありました。
小児では、感染性胃腸炎・気管支喘息・溶連菌感染症は先週と同程度でした。小学校・中学校でのインフルエンザ発生情報では、A型は多くありませんが先週と同程度で、B型の報告が少数ありました。
流行っている皮膚疾患はありません。虫刺されで受診する人が増えてきました。
花粉症(鼻炎)は減少しているものの先週まで患者数は多かったですが、今週はさらに減少しています。花粉症(結膜炎)は減少しています。流行性結膜炎(はやり目)は流行っていません。
しばらく寒暖の差が激しい日が続きますが、体調管理には十分お気をつけ下さい。

