流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2021年12月第3週

 内科では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支喘息は若干増加しています。わずかに溶連菌感染症の報告がありました。小児科では手足口病、感染性胃腸炎と喘息発作は横ばいです。皮膚科では流行っている皮膚疾患はありません。眼科ではアレルギー性結膜炎は増えています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。耳鼻咽喉科ではアレルギー性鼻炎の報告は先週と比べて同程度です。
 愛媛県では新型コロナウイルスの感染確認ゼロの日が続くようになり、感染流行第5波はほぼ収束したと考えられます。一方で、世界では新たなウイルスの変異株「オミクロン株」が拡がっており、今後第6波の到来が懸念されます。新型コロナワクチンの3回目接種も始まりました。ウイルス感染予防のために、ワクチン接種も大事ですが、うがい手洗い、マスク着用、3密を避けるなど、基本的な感染対策を継続することを忘れないで下さい。

2021年12月15日

2021年12月第2週

 内科では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支喘息の報告は横ばいです。わずかに溶連菌感染症の報告がありました。小児科では手足口病は減少してきました。感染性胃腸炎、喘息発作は横ばいです。皮膚科では流行っている皮膚疾患はありません。眼科ではアレルギー性結膜炎は減っています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。耳鼻咽喉科では先週と比べてアレルギー性鼻炎は同程度です。
 12月に入り寒さも本格的となり、エアコンなどの暖房器具の使用機会も増え、乾燥が気になる季節となりました。室内の湿度にも注意しながら、新型コロナウイルスやインフルエンザ対策としてこまめな換気を心掛けましょう。年末年始も感染予防の為、手洗いうがい、マスク着用、三密回避に努めましょう。

2021年12月8日

2021年12月第1週

 内科では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が若干増加していますが、気管支喘息は横ばいです。わずかに溶連菌感染症の報告がありました。小児科では、手足口病が減少し感染性胃腸炎は増加、喘息発作は横ばいです。皮膚科では、流行っている皮膚疾患はありません。耳鼻咽喉科では、先週に比べてアレルギー性鼻炎は同程度です。眼科では、アレルギー性結膜炎は先週と同程度です。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。
 日中も寒さが強くなってきました。季節性インフルエンザ対策として、ワクチン接種が可能な方は、かかりつけ医に相談し早めの接種を心がけましょう。また、新型コロナ感染症対策として感染回避行動を継続し、体調不良時は無理をせず病院を受診して下さい。引き続き県外との往来は十分注意を行いましょう。

2021年12月1日

2021年11月第4週

 成人では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支喘息の報告は横ばいです。わずかに手足口病の報告がありました。小児では手足口病が増加しています。感染性胃腸炎と喘息発作は減少しています。特に流行っている皮膚疾患はありません。耳鼻咽喉科では先週に比べアレルギー性鼻炎の報告はやや減っています。眼科ではアレルギー性結膜炎は先週と同程度です。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。
 全国的に新型コロナウイルスの新規感染者の報告は少なくなっていますが、引き続き気を緩めることなく第6波に対する警戒、感染予防が必要です。季節性インフルエンザは例年12月~4月頃に流行し、1月末~3月上旬に流行のピークを迎えます。予防接種は効果が出るまでに時間がかかるため12月中旬までに接種を終えることが望ましいとされています。小児、高齢者、持病がある方は積極的に接種をすることをお勧めします。早めにかかりつけ医にご相談ください。

2021年11月24日

2021年11月第3週

 内科では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支喘息の報告は横ばいです。溶連菌感染症がわずかに見られます。小児科では、手足口病・ヘルパンギーナが先週同様流行っています。感染性胃腸炎や喘息発作も先週と同程度です。皮膚科では、流行している皮膚疾患はありません。眼科では、アレルギー性結膜炎は先週と同程度、アデノウイルス結膜炎(はやり目)は、流行っていません。耳鼻咽喉科では、アレルギー性鼻炎の報告は先週と比べてわずかに減少しました。
 新型コロナウイルスの流行は低く抑えられていますが、今後も換気や手洗いなどの基本的な感染予防対策は継続していきましょう。今週に入って一気に冬のような不安定な天気が続いており、喘息発作が出やすい気候となっています。喘息と診断されている方は特に注意しましょう。また、普通感冒なども徐々に増えてくると思われます。規則正しい生活で風邪に負けない体づくりを心がけましょう。

2021年11月17日

2021年11月第2週

 内科では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支喘息の報告は横ばいで、わずかに溶連菌感染症、手足口病の報告がありました。小児科では喘息の発作は増加し、感染性胃腸炎はやや減少しています。皮膚科では流行している疾患はありません。耳鼻咽喉科ではアレルギー性鼻炎の報告は先週に較べて減少しています。眼科ではアレルギー性結膜炎は先週と同程度でアデノウイルス結膜炎(はやり目)はありません。
 新型コロナウイルス感染症の感染状況は、現在少し落ち着いてきていますが、諸外国の様子を見ると終息にはまだまだ時間がかかりそうです。これから人出の多くなるクリスマス・年末年始を迎えますが、引き続き三密の回避、手指の消毒、マスクの着用などを忘れないでください。これらを継続することは風邪、インフルエンザの予防にもつながります。また、なるべくインフルエンザの予防接種を受けられることをお勧めします。日々の体調管理に十分気をつけてお過ごしください。

2021年11月10日

2021年11月第1週

 内科では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は若干減少していますが、気管支喘息の報告は横ばいです。わずかに溶連菌感染症の報告がありました。小児科では感染性胃腸炎と喘息発作は横ばいですが、手足口病が増加しています。皮膚科では流行っている皮膚疾患はありません。眼科ではアレルギー性結膜炎は減っています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。耳鼻咽喉科では先週と比べてアレルギー性鼻炎の報告は増えています。
 日中は温かくなりますが朝晩は冷え込み、寒暖差が大きく体調を崩しやすい季節になりました。風邪、季節性インフルエンザや新型コロナウイルス感染対策として、換気、マスク着用、うがい手洗いを心掛け、引き続き感染症対策に努めましょう。

2021年11月3日

2021年10月第5週

 内科では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支喘息の報告は横ばいです。小児科では感染性胃腸炎と手足口病が流行っています。喘息発作も見られます。皮膚科では流行っている皮膚疾患はありません。耳鼻咽喉科ではアレルギー性鼻炎の報告は先週に比べ横ばいです。眼科ではアレルギー性結膜炎は同程度です。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。
 愛媛県も朝晩は冷えるようになりました。これから本格的な寒い季節になりますので、インフルエンザ感染症の予防のためにワクチン接種可能な方は接種を心がけましょう。またこれまでどおり、うがい、手洗い、三密を避けるといった基本的な感染症の対策を引き続き行い、新型コロナウイルス感染症の対策も行いましょう。

2021年10月27日

2021年10月第4週

 成人では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支喘息の報告は横ばいです。小児でも感染性胃腸炎と気管支喘息の報告は横ばいですが、手足口病はやや増加しています。特に流行っている皮膚疾患はありません。耳鼻咽喉科ではアレルギー性鼻炎の報告は先週に比べ増加傾向です。眼科ではアレルギー性結膜炎は増えています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。季節性インフルエンザのワクチン接種が始まりました。我が国では、新型コロナワクチンとそれ以外のワクチンは同時に接種できません。新型コロナワクチンと季節性インフルエンザワクチンはどちらかを接種した2週間後に接種可能となります。新型コロナワクチンの接種間隔は、ファイザー社製が3週間、モデルナ社製が4週間とワクチンの種類によって異なります。接種時期が重複しないよう十分注意し、余裕を持った接種計画を立てましょう。

2021年10月20日

2021年10月第3週

 成人では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が引き続き見られます。小児でも同様に感染性胃腸炎が続いており、手足口病や溶連菌感染症も少数見られます。ただ全体的に感染症は少なく、目立った流行はありません。例年この季節は気管支喘息の発作が出やすい時期です。喘息の持病がある人は注意してください。アレルギー性鼻炎や結膜炎は減少しています。また皮膚が乾燥し易い時期になってきましたので保湿などスキンケアを行いましょう。
 インフルエンザの予防接種が始まります。新型コロナウイルス感染症に対する日常の感染予防対策は、インフルエンザなどの他の呼吸器感染症にも有効です。制限の多い生活でストレスが多いと思いますが、ストレスを貯めないように上手に発散しながら、感染予防対策を続けましょう。

2021年10月13日