流行中の病気情報一覧週間疾患情報
2014年4月第4週
成人では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいです。溶連菌感染症の報告がありました。
小児では感染性胃腸炎がやや多く、伝染性紅斑(りんご病)の報告がありました。その他の疾患は横ばい~減少傾向です。
インフルエンザは成人、小児ともに激減しており、終息が近いようです。
皮膚科では花粉や、季節の変わり目で顔のかゆみを訴える患者さんが多いようですが、その他には特に流行っている皮膚感染症はありません。
花粉症(鼻炎)は、まだヒノキ花粉の飛散が多いわりに、症状を訴える患者さんはかなり減ってきています。花粉症(結膜炎)は横ばいで、流行性結膜炎(はやり目)は、流行っていません。
花粉症やインフルエンザも落ち着き、絶好の行楽シーズンが来ました。ところが屋外は一年で一番紫外線の強い時期でもあります。帽子や服装、日焼け止めなどでしっかり紫外線対策をしましょう。
2014年4月第1週
インフルエンザは減少してきていますが、引き続き高い状態ですので、注意が必要です。
花粉症はやや減少していますが、これからの時期は、ヒノキ、イネ科の花粉の飛散が増えますので、これらの花粉によるアレルギーがある方は、引き続き花粉情報をチェックし、花粉症対策を続けましょう。
花粉の飛散、気温の上昇に伴い、顔面の皮膚炎を主訴に受診される患者さんも増えています。行楽の機会が増える季節になりました。紫外線の量も多くなってき ています。外出時の紫外線予防も忘れない
ようにしてください。
2014年3月第5週
ずいぶん暖かくなりましたが、インフルエンザは引き続き見られます。成人では横ばい、小児ではやや増加しています。インフルエンザはA型B型両型出ていますが、ほとんどがB型になってきました。春休みに入ると一段落すると思われますが、まだしばらくは注意が必要です。
小児では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が引き続き見られます。また一部ではヒトメタニューモウイルスによる気管支炎や肺炎も報告されています。ただインフルエンザのような特効薬はなく、軽症の場合は積極的に検査を行なう必要はないと思われます。
花粉症はやや減少していますが、引き続き見られます。鼻炎や結膜炎だけでなく、皮膚炎も見られています。あと一か月くらいは治療を続けることをお勧めします。
2014年3月第4週
成人では、インフルエンザはわずかですが減少、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいです。
小児でもインフルエンザが減少に転じました。溶連菌感染症、咽頭結膜熱(プール熱)は微増、感染性胃腸炎など横ばいです。
今週も特に流行している皮膚疾患はありませんでした。
花粉症(鼻炎・結膜炎)はさらに増加し、非常に多い状態です。流行性結膜炎(はやり目)は、流行っていません。
花粉の飛散が多い時期になってきましたので、症状のある方は早めにかかりつけ医にご相談され、花粉情報に留意し、外出時にはマスク、保護メガネを着用をするなど対策をしましょう。
2014年3月第3週
成人では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)やインフルエンザは先週と比べてわずかですが減少していますが、気管支喘息は増加しています。また、A型肝炎の報告がありました。
小児ではインフルエンザ、感染性胃腸炎ともに先週に引き続き増加しています。
今週も特にはやっている皮膚疾患や皮膚感染症はありませんが、少しずつ日差しが強くなっているようで、紫外線皮膚炎の方が来院されるようになってきました。
花粉症(鼻炎)は先週から倍増し、非常に多い状態です。花粉症(結膜炎)も急増しています。流行性結膜炎(はやり目)は、はやっていません。
スギ花粉の本格的な飛散が始まり、花粉症状を訴える方が急増しています。花粉情報に留意し、花粉症の方は、外出時にはマスク、保護メガネを着用をするなど対策をしましょう。
2014年3月第2週
成人では、気管支ぜんそくや感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は、先週と比べて横ばいです。インフルエンザはやや減少しています。
小児では、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)がやや増加していますが、その他の疾患は増えてはいません。小児のインフルエンザは一時ピークは越えたかに見えましたが、成人とは逆に再び増加傾向で、注意が必要です。
今週も特にはやっている皮膚疾患や皮膚感染症はありません。
花粉症(鼻炎)が急増しています。本格的なスギ花粉の飛散が始まったようで、対策が必要です。花粉症(結膜炎)はまだ横ばいで、流行性結膜炎(はやり目)は、はやっていません。
受験シーズンも終盤になりました。花粉症も増え、インフルエンザも再び警報レベル、朝晩の気温差も大きく、体調を維持するのもなかなか大変な時期です。受験対策の仕上げは体調管理です。しっかり乗り切りましょう。
2014年2月第5週
インフルエンザは若干減少していますが、まだ高いレベルが続いていますので、引き続き注意が必要です。気管支喘息、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいです。小児で、手足口病、ヘルパンギーナの報告がありました。
鼻炎、結膜炎は先週から増えていませんが、今後、すぎ花粉の飛散も増加してきますので、外出時はマスク、予防眼鏡などを着用し、帰宅時には洋服に付着した花粉をよく払い落し、うがいや手洗いを励行しましょう。スギ花粉症の方ははやめの予防的治療が効果的です。
特に流行している皮膚感染症や皮膚疾患はありません。
暖かい日と寒い日の気温の差が大きく、体調を崩しやすい時期ですので、気を付けてお過ごしください。
2014年2月第4週
先週までは、インフルエンザが毎週増加していましたが、今週は増加傾向はみられず、先週と同じ程度か、あるいは減少傾向に転じた可能性があります。現時点では、インフルエンザAがBより多くみられています。しかし、インフルエンザAにくらべてBの割合が増えてきました。例年、インフルエンザBが流行してきますとインフルエンザの流行も終焉に近づいてきますので、今シーズンももう少しというところでしょう。
感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は、少しずつ減少しつつあります。小児では、水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、溶連菌感染症などが、わずかにみられています。
アレルギー疾患では、スギ花粉が原因と考えられる、結膜炎や鼻炎が増加しています。スギ花粉症シーズンが始まったようです。
2014年2月第3週
成人では、気管支喘息や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は先週と同じ程度です。小児では、咽頭結膜熱(プール熱)はわずかに増加していましたが、感染性胃腸炎など他の疾患は先週と同じ程度です。
インフルエンザは成人、小児とも先週と比べ増加しています。特に小児では更に増しています。A型がほとんどですが、B型の報告もありました。
今週も流行している皮膚感染症や皮膚疾患はありません。
花粉症(鼻炎、結膜炎)の患者さんが先週よりも増えてきました。スギ花粉の飛散が始まったようです。流行性結膜炎(はやり目)は流行っていません。
県内全域でインフルエンザ注意報レベルになったと発表されました。特に、松山市は警報レベルに迫っています。東中予はA型が多く、南予はA、B型が半々とのことです。うがい手洗いを心掛け、人ごみに出る場合はマスクを着用し、感染予防には十分気を付けて下さい。
2014年2月第2週
成人では気管支喘息は若干増加しており、小児では咽頭結膜熱(プール熱)、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が増加、その他の疾患は先週と同程度です。
また、成人、小児共にインフルエンザが増加しています。A型がほとんどですが、僅かながらB型みられます。感染予防には十分気を付けましょう。
皮膚疾患では、今週も特に流行している皮膚感染症や皮膚疾患はありません。激しい凍瘡(しもやけ)の患者さんが多く来院しています。
花粉症(鼻炎、結膜炎)が増加してきました。流行性結膜炎(はやり目)は流行っていません。
花粉症の症状がみられる患者さんが増えてきました。例年症状のある方は早めの専門医受診をお勧めいたします。