流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2021年6月第1週

 内科では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作は横ばいです。小児科では感染性胃腸炎は増加、喘息発作は横ばいです。皮膚科では流行っている皮膚疾患はありません。耳鼻咽喉科ではアレルギー性鼻炎の報告は横ばいです。眼科ではアレルギー性結膜炎は減っています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。
 県内での新型コロナウイルスの感染者は減少傾向にありますが、まだ各地で発生が報告されており油断はできません。引き続き体調不良時は外出、出勤は控え、早めに病院を受診してください。高齢者への新型コロナワクチン接種が5月31日から始まりました。予診票は事前に記載して接種場所にご持参ください。ワクチン接種後に発熱、全身倦怠感、筋肉痛などの副反応が出ることがありますが、ほとんどは数日以内に治まるようです。症状がひどい場合は、接種医療機関又は愛媛県コールセンター(0120-567-231)(24時間対応)へご相談ください。

2021年6月2日

2021年5月第5週

 内科では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作は横ばいです。小児科では感染性胃腸炎、溶連菌感染症が流行っています。喘息発作、突発性発疹もやや増加しています。皮膚科では流行っている皮膚疾患はありません。眼科ではアレルギー性結膜炎は増えています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。耳鼻咽喉科ではアレルギー性鼻炎の報告は先週に比べ減りました。
 高齢者などへの新型コロナワクチン接種が開始されました。ワクチン接種後に起こるかもしれない症状として注射部位の腫れや痛み、筋肉痛、関節痛、頭痛、倦怠感、寒気、発熱などがあります。多くは接種当日や翌日に現れ数日程度で治まりますが、症状が酷い場合や治まらない場合は医師に相談して下さい。接種を受ける前に、ワクチンとその副反応について正しい知識を持ち、体調管理に努めましょう。

2021年5月26日

2021年5月第4週

 内科では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作は横ばいです。小児科では、嘔吐を伴う感染性胃腸炎が増えてきました。溶連菌感染症、喘息発作も見られます。皮膚科では、流行っている皮膚疾患はありません。耳鼻咽喉科では、アレルギー性鼻炎の報告は先週に比べ少しだけ増えました。眼科ではアレルギー性結膜炎は減っています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。
 愛媛県でもそれぞれの自治体ごとに新型コロナウイルスワクチンの接種が開始となります。自治体のホームページなど正しい情報をもとに接種についての判断と準備を行いましょう。接種される方は会場に行く前に、あらかじめ予診票への記入漏れが無いかや、持病のある方は主治医の先生に接種が可能かについて確認をしておきましょう。また接種当日に体調を崩さないように体調管理につとめましょう。1人1人の命を守るため、スムーズにワクチン接種が進むようご協力宜しくお願い致します。

2021年5月19日

2021年5月第3週

 成人では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作は横ばいです。小児では感染性胃腸炎はやや増加、喘息発作は減少しています。耳鼻咽喉科ではアレルギー性鼻炎の報告は先週に比べ減っています。眼科ではアレルギー性結膜炎は減っています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。流行っている皮膚疾患はありませんが、虫刺されで受診される方が増えています。
 愛媛県でも高齢者を対象としたワクチン接種が始まろうとしています。噂などに惑わされず、各自治体からの案内やホームページを参考にするなど、正しい情報を冷静に判断し、予約や接種に備えましょう。また、予診票やクーポン券などの書類を揃えたり、接種の際は腕を出しやすい服装にするなどの注意点を守り、ワクチン接種がスムーズに進むようにご協力をお願いいたします。

2021年5月12日

2021年4月第5週

 成人、小児ともに感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が引き続き見られます。家族内感染も多く、ウイルス性と思われます。症状は嘔吐が主で、下痢は軽度のことが多いようです。その他、発熱や腹痛が見られます。治療は対症療法であり、脱水症を起こさないようにしましょう。感染力が大変強いので、吐いた物や便を処理する際は十分注意してください。花粉によるアレルギー性鼻炎や結膜炎はピークを過ぎました。ただ日によっては症状がでることがありますので、もうしばらく治療が必要です。皮膚の乾燥に汗や紫外線が加わって皮膚炎を起こしたり、虫刺されで皮膚炎を起こす人が増えています。保湿や紫外線対策を行ってください。
 新型コロナウイルスの変異株が猛威を振るっています。ゴールデンウイークに入りますが不要不急の外出を控え、三密回避、マスク着用、手指消毒を徹底してください。

2021年4月28日

2021年4月第4週

 内科では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は減少していますが、気管支喘息は横ばいです。わずかですが溶連菌感染症の報告がありました。小児科では感染性胃腸炎が幼児~小学校低学年で増加しています。溶連菌感染症と喘息発作は横ばいです。皮膚科では流行している皮膚疾患はありません。耳鼻科ではアレルギー性鼻炎の報告は先週に比べ減っています。眼科ではアレルギー性結膜炎は先週と同程度で、アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行していません。
 県は新型コロナウイルスの感染リスクが高まっているとして最大警戒レベルの「感染対策期」としており、県全体で医療現場のひっ迫は続いています。 すでに1年以上も不自由な生活が続いているので、いわゆるコロナ疲れの方も多くなっていると思われます。しかしワクチンの効果が出てくるまでにはまだ時間がかかるのであれば、結局は私たちひとりひとりが「3密回避」「手指消毒」「マスク着用」を徹底するしかありません。がんばって、命を守る行動をしましょう。

2021年4月21日

2021年4月第3週

 内科では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支喘息の報告は横ばいです。小児科では感染性胃腸炎はやや増加しており、喘息発作は横ばいです。皮膚科では、流行っている皮膚疾患はありません。眼科では、アレルギー性結膜炎は先週と同程度です。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。耳鼻咽喉科では、アレルギー性鼻炎の報告は先週に比べ減っています。
 現在愛媛県の新型コロナ警戒レベルは、最も高い「感染対策期」です。松山市民には日中も含めた不要不急の外出自粛、県民には松山市との不要不急の往来自粛が求められています。新型コロナウイルス感染症を最短期間で鎮静化させるため、「密閉、密集、密接」を避け、1人1人が自覚を持った行動をしましょう。

2021年4月14日

2021年4月第2週

 内科では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作の報告は横ばいです。その他の報告はありません。小児科では感染性胃腸炎と溶連菌感染症がわずかに流行っています。喘息発作も見られます。皮膚科では流行っている皮膚疾患はありません。耳鼻咽喉科ではアレルギー性鼻炎の報告は先週に比べ増加しています。眼科ではアレルギー性結膜炎は増えています。アデノウィルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。
 愛媛県では繁華街を中心とした新型コロナ感染症の大規模集団感染をうけ、特別警戒期間を発令しております。集団感染の共通点は「換気が悪い」「人が密に集まって過ごすような空間」「不特定多数の人が接触するおそれが高い場所」とされています。その一方で野外飲食での集団発生も報告されており、春の行楽シーズンとなりましたが野外においても、ひとりひとりの行動が集団を守るという意識をもち適切な行動をとりましょう。

2021年4月7日

2021年3月第5週

 成人では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作の報告は若干減少しています。小児では感染性胃腸炎と溶連菌感染症がわずかに流行っています。喘息発作は横ばいです。特に流行っている皮膚疾患はありません。耳鼻咽喉科ではアレルギー性鼻炎の報告は先週に比べ減少しています。眼科ではアレルギー性結膜炎は減っています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。繁華街を中心とした大規模クラスターの発生をうけ愛媛県は特別警戒期間を発令しています。春休みが始まり、気候もよく行楽シーズンとなってきましたが、バーベキューによる飲食で新型コロナウイルス感染が拡大する例も報告されています。たとえ屋外であっても油断は禁物です。引き続きマスク、手洗い、3密を避ける等の感染予防や体調管理を心がけ、新学期、新年度に備えましょう。

2021年3月31日

2021年3月第4週

 内科領域では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が急増しています。溶連菌感染症やアデノウイルス感染症がわずかに見られますが、その他に流行っている感染症はありません。喘息発作は横ばいです。インフルエンザの報告はありません。アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎は減少してきています。皮膚科領域では特に流行っている疾患はありません。
 スギ花粉症のピークは過ぎた模様ですが、ヒノキ花粉症がある方はまだしばらくマスク、保護メガネなどで花粉との接触を減らす工夫をしましょう。新型コロナウイルス感染症の報告患者数は少なくなってはいますが、変異株の感染拡大の懸念が言われています。歓送迎会やお花見などの時期となってきますが、大人数や長時間の会食を控えるなど感染予防対策の継続をお願いします。

2021年3月24日