流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2017年7月第3週

2017年7月12日

成人では、気管支ぜんそくや感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告は横ばいです。手足口病、溶連菌感染症の報告がわずかにありました。
小児では、溶連菌感染症、手足口病、ヘルパンギーナ、感染性胃腸炎、水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、気管支ぜんそくの報告が先週と同程度ありました。
皮膚疾患では、手足口病がやや増えており、その皮疹は四肢を中心に広範囲に見られる傾向があります。また、プールに入る前に水いぼの摘出を希望されて受診する小児もみられます。水いぼは、水では感染しませんが、ビート板や浮き輪、タオルなどを介して感染しますので、共有をさけましょう。
花粉症(鼻炎)と花粉症(結膜炎)は、先週よりも少し減少しています。
流行性結膜炎(はやり目)は、はやっていません。
気温と湿度の高い日がこれからも続きますので、カビの発生や食中毒、熱中症には十分お気を付けください。