2011年2月第3週
2011年2月15日
インフルエンザがさらに増加していますが、増加率は減少しています。ほとんどはA型ですが、B型も散見されます。愛媛県感染症情報センターのウイルス検出状況をみますと、現在流行しているA型インフルエンザのほとんどが昨シーズン流行した新型です。昨シーズン新型に罹らなかった方は、感染する可能性が高いので、特に注意が必要です。少数ですが、B型も増えつつありますので、昨シーズン新型に罹った方も注意してください。
感染性腸炎(嘔吐下痢症)はやや増加傾向です。
小児では、溶連菌感染症、水痘(みずぼうそう)が微増しています。
花粉症による鼻炎が増加、結膜炎は先週と同程度にみられます。スギ花粉症のかたは治療を早期に始めることをお勧めします。
気温の低下、空気の乾燥が続き、手荒れ、凍瘡(しもやけ)が例年より多く見られます。保温、保湿につとめましょう。