2017年11月第2週
2017年11月8日
今週に入って、成人・小児とも感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が若干増加しています。また、インフルエンザの報告がわずかにありますが、まだ流行はしていません。
小児では手足口病やヘルパンギーナ、溶連菌感染症も先週と同程度にみられます。多くはありませんが、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)や水痘(みずぼうそう)も出ています。RSウイルス感染症はまだ若干報告がありますが、流行は終息してきているようです。ただ、例年ならこれからが流行期ですので油断は禁物です。
皮膚疾患では特に流行っているものはありません。
秋も徐々に深まり、少しずつ寒くなってくるにつれて、喘息やアレルギー性鼻炎などのアレルギー疾患が少し増えてきたようです。
この季節は気温の変化が激しく、体調を崩す方が増えてきます。生活のリズムを整え、休息をしっかりとり、体調管理に気を付けましょう。