流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2017年11月第3週

2017年11月15日

成人では、インフルエンザの報告はありませんでした。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作は若干減少しています。溶連菌感染症やマイコプラズマ感染症の報告が若干ありました。
小児では、多くはありませんが、RSウイルス感染症・インフルエンザB型の報告がありました。感染性胃腸炎・溶連菌感染症・喘息発作の報告は先週と同程度でした。手足口病の報告は若干減少しました。アレルギー性鼻炎の報告は先週より増加しています。
アレルギー性結膜炎は、先週に比べ減少しています。アデノウイルス結膜炎は、流行っていません。
特に流行っている皮膚疾患はありません。気温の低下とともに湿度も低下し、空気が乾燥してきました。乾燥は呼吸器系の感染症や喘息などを悪化させ、乾燥肌やアトピー性皮膚炎の原因にもなります。
これからの季節、加湿器などを活用して適度な湿度を保つよう心がけましょう。