流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2018年1月第5週

2018年1月31日

成人ではインフルエンザの報告が徐々にですが増加しています。A型の報告は全体の7~8割程度ですが、B型の報告も増加しています。溶連菌感染症も散見されていますが、喘息発作や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は減少傾向です。
小児でも先週に引き続き、感染性胃腸炎は半減し、その他の疾患は減少傾向ですが、インフルエンザはA型が微減し、B型が増加しました。
アレルギー性鼻炎の報告は、先週に比べ減少しました。
特に流行っている皮膚疾患はありません。ゆたんぽ、こたつなどの低温熱傷、乾燥による掻痒(かゆみ)で受診される方が多くみられます。
アレルギー性結膜炎は、減少しています。アデノウイルス結膜炎は、流行っていません。
急に寒くなり、暖房器具を使う機会も多くなってきました。エアコンは空気が乾燥しやすくなるので加湿器などで適度な湿度を保つよう心がけましょう。また、暖房器具は使用方法を正しく守り、低温やけどにも注意しましょう。