2011年7月第2週
2011年7月8日
成人では先週に続きインフルエンザの報告はありませんでした。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支喘息は横ばいです。そのほか特に目立った流行性の疾患はありません。
小児ではヘルパンギーナ、手足口病が先週よりもさらに増加しています。感染性胃腸炎、溶連菌感染症、咽頭結膜熱(プール熱)などは横ばいです。6月下旬でもまだインフルエンザの報告がありました。
皮膚科では手足口病や伝染性紅斑が増えています。また、日差しが強くなり紫外線による皮膚のトラブルが引き続き見られます。降圧利尿薬を内服されている方の中には光線過敏症といった強い日焼けを起こす人もおられますので注意が必要です。
花粉症は耳鼻科では先週と同じくらい見られましたが、眼科では先週と比べさらに減少しています。流行性結膜炎(はやり目)は流行っていません。
梅雨の時期、蒸し暑い日が続きますが、水分をこまめに取り体調管理に気をつけて下さい。