2011年7月第3週
2011年7月15日
小児ではヘルパンギーナ、手足口病の増加が続いています。現在流行している手足口病は、皮疹が腹部や背部におよぶものや、水ぶくれが大きいもの、発熱を伴うものも多いようです。溶連菌感染症、咽頭結膜熱(プール熱)は横ばいです。インフルエンザの報告がまだありました。伝染性紅斑(リンゴ病)は減ってきています。
成人では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支喘息が前週と同程度見られています。
皮膚科では、気温の上昇に伴い、あせも、とびひ、虫さされ、毛虫皮膚炎が増えてきています。また、アオバアリガタハネカクシの被害も多く出ています。
花粉症は耳鼻科では減少していますが、眼科では同程度見られています。流行性結膜炎(はやり目)の報告がありました。
熱中症をおこしやすい季節です。水分および塩分補給もこまめに行い、無理をしないようにしましょう。