流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2018年5月第3週

2018年5月16日

成人小児ともにインフルエンザは少数で散発的です。また感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)も引き続きみられ、小児ではやや増加しています。その他、小児では水痘(みずぼうそう)が少しみられます。
朝晩と日中の温度差のためか、気管支ぜんそくの発作を起こす人が増えています。ひどくなる前に治療を受けてください。
スギやヒノキの花粉症はほぼ終息してきました。
気候が良く屋外で活動する機会が増えており、虫刺されや紫外線による皮膚トラブルが見られます。くもりでも紫外線は思ったより強いので、日焼けに対する予防を行ってください。
沖縄や愛知を中心にはしかが増加しています。はしかの予防は何といっても予防接種を2回受けることです。子供では1歳と小学校入学の前の年に2回予防接種を受けますが、20代後半以上の人は1回しか受けていません。流行地(沖縄や愛知など国内だけでなく、東南アジアやヨーロッパの一部でも)に行く場合は2回目の予防接種を受けるようにしましょう。