流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2018年5月第4週

2018年5月23日

成人ではインフルエンザの報告はほとんどなくなりました。喘息発作の報告もわずかで、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告は横ばいです。
その一方で、小児では感染性胃腸炎は増加中、溶連菌感染症や気管支喘息も目立ちます。インフルエンザもわずかですが報告されています。引き続き注意が必要です。
アレルギー性鼻炎の報告は横ばいです。
アレルギー性結膜炎は、先週に比べ減少しています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は、流行っていません。
特に流行っている皮膚疾患はありませんが、気温の上昇とともに、虫刺され、汗疹(あせも)など、夏の皮膚病が増えてきています。引っかいた傷から伝染性膿痂疹(とびひ)になることもあるので、ひどくなるようなら早めに医療機関を受診しましょう。
また、マダニによる被害も増えています。庭や畑の手入れ、山歩きの時などは体温調節に注意しながら長袖長ズボンで肌の露出を少なくし、虫よけスプレーなどで身を守りましょう。