流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2018年6月第4週

2018年6月20日

幼児から小学生を中心に感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や溶連菌感染症が流行っています。内科や皮膚科でも溶連菌感染症で受診される方がみられます。
また、ヘルパンギーナや手足口病といった夏場に流行る疾患がみられるようになってきました。水痘(みずぼうそう)や流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)は、多くはありませんが、先週と同程度に報告があります。喘息も先週と同程度です。梅雨の時期は喘息発作の好発時期ですので注意が必要です。
皮膚科では虫刺されやマダニ刺咬症が多く報告されています。
小児科でも虫刺されで受診される方が増えてきました。また、蒸し暑くなってきましたので汗疹(あせも)の受診も増えてきています。
アレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎は先週と同程度にみられています。
この季節は気温の変化が激しく、体調を崩す方が増えてきます。また、体はまだ夏の暑さに慣れてないため、熱中症にも注意が必要です。生活のリズムを整え、休息をしっかりとって、体調管理に気を付けましょう。