流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2018年6月第5週

2018年6月27日

成人では溶連菌感染症の報告が若干あります。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は少し増加しています。喘息発作は減少しています。
小児では感染性胃腸炎や溶連菌感染症が減少し、手足口病や咽頭結膜熱(プール熱)といった夏かぜがみられるようになりました。
アレルギー性鼻炎は先週と比べて変わりありません。
アレルギー性結膜炎は先週に比べ減少しています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。
皮膚の病気では水痘(みずぼうそう)や溶連菌感染症で受診される方がみられます。虫刺されとマダニ刺咬症は先週と同様多くみられます。
梅雨時には気温も湿度も高くなり、細菌による食中毒が増える時期です。食中毒の予防は「細菌をつけない」、「細菌を増やさない」、「細菌をやっつける」が原則といわれます。丁寧に手を洗い、まな板や包丁などの調理器具は清潔にし、食材は必要に応じて冷蔵庫保存、調理の際は十分に加熱するなどの対策で食中毒を予防しましょう。