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2018年8月第1週

2018年8月1日

成人では溶連菌感染症はごくわずかですが、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作の報告は横ばいです。
小児でも感染性胃腸炎は引き続き認められます。手足口病は先週と比べてさらに増加しています。
アレルギー性鼻炎の報告は横ばいです。
アレルギー性結膜炎は先週と比べ減っています。
アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。
皮膚疾患では手足口病が増えてきました。また虫刺されや汗疹、伝染性膿痂疹(とびひ)など夏の皮膚病が多くみられ、例年に比べ蜂刺症が多いようです。
被害が多く報告されているアシナガバチは市街地にも生息します。蜂は匂いの強いものや黒いものを攻撃する傾向があるので、野外では香水などは避け、なるべく明るい色の服や帽子で身を守り、蜂に遭遇したら刺激をしないようにその場から離れましょう。巣を見つけたら近寄らず、専門家に駆除を依頼してください。蜂に刺されて、ひどく腫れたり痛みやかゆみが強い場合は医療機関を受診しましょう。