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2018年8月第2週

2018年8月8日

内科では、溶連菌感染症の報告がわずかにあります。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告や喘息発作は横ばいです。
小児科は手足口病が感染性胃腸炎よりも増えています。ヘルパンギーナも増えてきました。その他、猛暑と冷房の影響か気管支炎を起こす幼児が目立ちます。
皮膚科では先週に引き続き、夏の皮膚病が多くみられます。手足口病の報告もみられます。
眼科ではアレルギー性結膜炎は、先週と比べ少し増加傾向です。アデノウイルス結膜炎(はやり目)の報告がありました。
耳鼻咽喉科ではアレルギー性鼻炎の報告は、横ばいです。その他、特に報告はありません。
スギ、ダニの舌下免疫療法の適応年齢が引き下げられ、就学前からでも治療が可能になりました。免疫療法はアレルギー性鼻炎の少ない、夏ごろからの開始が望まれます。ご希望の方は是非、耳鼻咽喉科で相談を受けてください。