2018年9月第3週
2018年9月12日
成人では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が少し増加していますが、喘息発作の報告はわずかです。
小児では引き続き手足口病が見られます。感染性胃腸炎、RSウイルス感染症も報告があります。
アレルギー性鼻炎の報告は先週に比べ増えました。
アレルギー性結膜炎は少し減っています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。
伝染性膿痂疹(とびひ)や虫刺されなどの夏の皮膚疾患も減ってきました。全体としては比較的感染症が少なくなる時期です。まだ暑い日もありますが、朝夕は少し涼しくなり日中の温度差が大きくなってきました。夏休みも終わり新学期が始まり集団生活が多くなりますので、規則正しい生活で体のリズムを整え、気温の変化に注意しながら手洗いやうがいなどで感染予防に努めましょう。