流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2018年10月第5週

2018年10月31日

 成人では、溶連菌感染症や手足口病がわずかに報告されています。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作は横ばいです。その他、目立った報告はありません。
 小児では、乳幼児の間で手足口病が、幼児から小学生の間で感染性胃腸炎が流行っており、喘息発作も多くみられます。
 特に流行っている皮膚疾患はありません。乾燥で受診される方が徐々に増えてきました。
 アレルギー性鼻炎の報告は少し増えました。
 アレルギー性結膜炎も先週に比べ増えています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)の報告がありました。
 高齢者の方への一部公費負担金のインフルエンザワクチンの予防接種が10月15日から始まりました。接種後、効果が出るまでには時間がかかります。高齢者以外の方も接種を考えられている方は、流行前に早めにかかりつけ医に相談しましょう。