2018年12月第2週
2018年12月5日
成人では、インフルエンザA型が1例報告されています。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作は横ばいです。その他、目立った報告はありません。
小児では、感染性胃腸炎は増加、喘息発作は減少、インフルエンザA型の報告がありました。
特に流行っている皮膚疾患はありません。凍瘡(しもやけ)で受診する人がみられるようになりました。
耳鼻咽喉科では、アレルギー性鼻炎の報告は横ばいです。
眼科では、アレルギー性結膜炎は減っています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)が増えています。結膜炎症状があっても受診せずその周囲で感染が広がっている例がみられます。充血や眼脂を認める場合には、すみやかに専門医を受診しましょう。
季節は気温が下がり、暖房を使用する事も増えるためさらに乾燥しやすくなってきました。加湿器を利用するなど快適な環境作りを心掛け、休息をしっかり取って体調管理に気を付けましょう。