2019年1月第4週
2019年1月23日
成人では、インフルエンザA型が増加しています。喘息発作は少し減少しています。溶連菌感染症の報告がわずかにありました。
小児でも、インフルエンザA型が急速に拡大しています。インフルエンザB型もわずかに報告されています。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は減少傾向です。
皮膚科では、特に流行っている皮膚疾患はありません。暖冬のせいか凍瘡(しもやけ)も例年に比べ少ないようです。
アレルギー性鼻炎の報告は横ばいで、アレルギー性結膜炎は増えています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)もまだ多いです。
新学期で集団生活が再開し、インフルエンザの報告が急増しています。規則正しい生活を心掛け、不必要な外出を避けるなど、健康管理に努めましょう。もし発熱や倦怠感など感染が疑われる症状が出た時は、無理をせず休息し、医療機関を受診しましょう。