2019年1月第5週
2019年1月30日
成人では、インフルエンザはさらに増加しています。報告例はすべてA型です。ぜんそく発作は横ばいです。溶連菌感染症の報告がわずかにありました。
小児でも、インフルエンザA型が急増しています。インフルエンザB型はほとんどみられません。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症) も、はやっています。
皮膚科では、特に流行している皮膚疾患はありません。低温熱傷の方が受診されます。
アレルギー性鼻炎とアレルギー性結膜炎の報告は、いずれも先週と同程度です。アデノウイルス結膜炎(はやり目)が、はやっています。
県内のインフルエンザは、本格的な流行期に入っています。手洗いやうがいの励行、適時マスクの着用を継続しましょう。また、十分な睡眠をとるなどの体調管理と、部屋を適切な湿度(50~60%)に保つなどの環境管理もあわせておこなうと予防には効果的です。