流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2020年5月第3週

2020年5月13日

内科では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は少し増加していますが、喘息発作は少し減少しています。小児科では、小・中・高の休校に加え、幼稚園も半数以上登園していない状況のため、ほとんど疾患は見られず、感染性胃腸炎がちらほら見られる程度です。喘息発作は増加傾向です。皮膚科では現在、流行している疾患はありません。耳鼻咽喉科では、アレルギー性鼻炎の報告は先週に比べ減少しています。眼科では、アレルギー性結膜炎は先週と同じ程度です。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行していません。引き続き新型コロナウイルス感染予防のため、日頃から手洗いと咳エチケット、換気を行い、人混みを避け、密接場面を避けるようにしましょう。その一方で孤独を防ぎ電話などで人との交流を適切にとることも心身の健康のために大切です。また規則正しい生活とバランスの良い食事を摂り、自宅などで適度な運動を行い健康の維持に努めましょう。