2020年7月第1週
2020年7月1日
成人では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作の報告は少し減少しています。小児では、感染性胃腸炎と喘息発作が見られますが多くはありません。流行っている皮膚疾患はありません。耳鼻咽喉科では、アレルギー性鼻炎の報告は、先週に比べ減りました。眼科では、アレルギー性結膜炎は先週と同程度です。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。新型コロナウイルスに感染しているかどうかはPCR検査でも100%はわかりません。「今のあなた」が本当に感染していないと証明できるのは、潜伏期間の2週間を過ぎた「未来のあなた」しかいないのです!潜伏期間でも感染力はあるので、「今のあなた」が他人を感染させてしまうリスクは常に存在することになります。つまり、人とお話しするときは「マスクをする」のが、新しい時代のエチケットです。熱中症にも気を付けながら、皆で協力して新しい生活様式を築いていきましょう。