流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2021年8月第1週

2021年8月4日

 内科では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支喘息の報告は横ばいです。その他の報告はありません。小児科では感染性胃腸炎と喘息発作は横ばいです。ヘルパンギーナとRSウイルス感染症も少し報告されています。皮膚科では暑くなって伝染性膿痂疹(とびひ)が増えています。耳鼻咽喉科ではアレルギー性鼻炎の報告は先週に比べ減少傾向です。眼科ではアレルギー性結膜炎は増えています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。
 猛暑の日々が続いており、新型コロナウイルス感染症の予防とともに、熱中症の予防も大切な時期となっています。のどが渇いていなくても、こまめに水分補給を心がけましょう。また、周囲の人との距離を十分にとれる場所ではマスクを一時的にはずして休憩することも大切です。外出は、なるべく暑い日や昼間の時間帯を避け、涼しい服装を心がけましょう。