2021年7月第4週
2021年7月21日
成人では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支喘息の報告は横ばいです。小児でも感染性胃腸炎と喘息発作は横ばいです。不明発疹、RSウイルス感染症、ヘルパンギーナが報告され始めています。耳鼻咽喉科ではアレルギー性鼻炎の報告は先週に比べ少し増えました。眼科ではアレルギー性結膜炎が増えています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。皮膚科では虫刺されの被害が増えています。中でもイラガと呼ばれる緑色の毛虫による皮膚炎が多く見られます。太く短い毒針に触れると激しい痛みを生じます。直接素手で触らないように注意しましょう。新型コロナウイルスワクチンは高齢者接種に続き一部では職域接種も始まっていますが、ワクチン2回接種後の変異株感染例も報告されています。ワクチン接種後も気を緩めることなく感染予防に努めましょう。