流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2022年6月第3週

2022年6月15日

 内科では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が若干増加しています。喘息発作は横ばいです。小児科では感染性胃腸炎と喘息発作は横ばいです。咽頭結膜熱(プール熱)が増加しています。皮膚科では流行っている皮膚疾患はありません。梅の収穫で毛虫皮膚炎が発生しています。眼科ではアレルギー性結膜炎は減っています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。耳鼻咽喉科ではアレルギー性鼻炎は減っています。
 厚生労働省が屋外などの一定の状況ではマスク着用を不要とする考え方を5月20日に示しましたが、なかなか屋外脱マスクは進んでいない状況です。屋外で距離を確保出来ない場合はマスク着用を推奨していますが、会話をする場合でも目安として2m以上相手と距離が確保できる、会話をほとんど行わない散歩やランニング、徒歩や自転車通勤通学などの場合はマスクの必要はないとしています。熱中症のリスクも高まる時期になってきましたので、状況に応じた対応をしましょう。