流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2022年7月第3週

2022年7月13日

 成人では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支喘息は若干減少しています。その他の報告はありません。小児では感染性胃腸炎と喘息発作は横ばいですが、RSウイルス感染症が乳幼児の間で増加しています。耳鼻咽喉科ではアレルギー性鼻炎は横ばいです。眼科ではアレルギー性結膜炎は減っています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。
 7月に入って全国的に新型コロナの新規感染者数が増加に転じており、オミクロン株の新たな系統への置き換わりも報告されています。愛媛県でも過去最多の感染者数を更新しています。これから夏休みに入り、人と接触の機会が増加することが予想され感染者数の更なる増加が懸念されます。混雑や換気が悪い場所など、感染リスクの高い場面・場所を避けるようにしましょう。