流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2022年8月第2週

2022年8月10日

 成人では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作は横ばいです。小児では喘息発作は減少していますが感染性胃腸炎とRSウイルス感染症が流行っています。手足口病も報告されています。特に流行っている皮膚疾患はありません。耳鼻咽喉科ではアレルギー性鼻炎は減っています。眼科ではアレルギー性結膜炎は減っています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。
 山の日やお盆休みなどレジャーや帰省で人と接する機会の増える時期です。多くの方が発熱や鼻水、咽頭痛などの症状で医療機関を受診し、新型コロナウイルス感染と診断されています。一方で感染していても症状が出ない例も報告されています。特に高齢者や基礎疾患のある方など重症化しやすい方に接する予定の方は、ご自身の健康管理、状況に応じたマスクの着用、手洗い、うがい、マスク会食などの基本的な感染予防のほか、無症状の方を対象とした無料検査場の活用もご検討下さい。