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2022年8月第5週

2022年8月31日

 成人では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は減少し喘息発作は横ばいです。小児では、感染性胃腸炎とRSウイルス感染症が流行っていますが、RSウイルスは先週と比べると減少してきました。一部でインフルエンザA型が見られており、手足口病も少数報告されています。皮膚科では、流行っている皮膚疾患はありません。アレルギー性鼻炎は減少傾向、アレルギー性結膜炎は先週と同程度ですが、くしゃみや目のかゆみなどのアレルギー症状を訴える方が増えてきています。
 新型コロナウイルスが猛威をふるっており、感染者数の減少傾向はまだ見られません。愛媛県は「BA.5対策強化宣言」を発出しています。基本的な感染対策を継続し、感染予防に努めましょう。また、まだまだ熱中症にも注意が必要です。屋外や、屋内でも人と十分距離が取れる場合や会話がほとんどない時などはマスクを外して活動し、熱中症にならないように気を付けましょう。