2012年6月第4週
2012年6月18日
成人では、引き続きインフルエンザの報告はありません。気管支喘息や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいで、溶連菌感染症の報告がありました。
小児では、インフルエンザは減少していますが、まだA型の報告がありました。流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の報告が増加しており、溶連菌感染症、水痘(水ぼうそう)、感染性胃腸炎はやや減少しました。
現在流行している皮膚感染症はありませんが、やはり毛虫などの害虫による皮膚炎が急に増えてきました。
花粉症(鼻炎)は減少傾向にありますが、耳鼻咽喉科でもヘルパンギーナ、流行性耳下腺炎の報告が少数ありました。
結膜炎は先週と同程度で横ばいです。また流行性結膜炎(はやり目)は流行っていません。
梅雨に入りましたが、これからは晴れた日の気温は高くなりやすく、熱中症にはご注意下さい。