流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2014年1月第5週

2014年1月29日

 成人では気管支喘息は減少していますが、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は若干増加しています。その他、溶連菌感染症も報告されています。
 インフルエンザは増加傾向です。例年なら、まずA型が、次にB型が流行ってシーズンが終わりますが、今年は初期からB型が混在しており、流行の広がりに注意が必要かもしれません。
 小児では咽頭結膜熱(プール熱)は減ってきました。成人同様、インフルエンザが増加しています。
 皮膚疾患では、寒波の影響で凍瘡(しもやけ)の患者さんが増えています。
 花粉症(鼻炎、結膜炎)はまだ少ない状態です。流行性結膜炎(はやり目)は流行っていません。
 インフルエンザが急増してきました。熱が高くなくても、検査をするとインフルエンザだった、という場合もあります。体調に異変を感じたら、早めに医療機関を受診しましょう。また、花粉症のシーズンも近づいてきました。症状が出る前から治療を始めると、症状が緩和されると言われています。お近くの専門医にご相談ください。