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2014年3月第5週

2014年3月26日

 ずいぶん暖かくなりましたが、インフルエンザは引き続き見られます。成人では横ばい、小児ではやや増加しています。インフルエンザはA型B型両型出ていますが、ほとんどがB型になってきました。春休みに入ると一段落すると思われますが、まだしばらくは注意が必要です。
 小児では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が引き続き見られます。また一部ではヒトメタニューモウイルスによる気管支炎や肺炎も報告されています。ただインフルエンザのような特効薬はなく、軽症の場合は積極的に検査を行なう必要はないと思われます。
 花粉症はやや減少していますが、引き続き見られます。鼻炎や結膜炎だけでなく、皮膚炎も見られています。あと一か月くらいは治療を続けることをお勧めします。