2014年5月第4週
2014年5月22日
今シーズンは例年にくらべて長くつづいたインフルエンザの流行は、ようやく終息してきました。インフルエンザB型が、わずかにみられる程度になりました。
小児、成人ともに感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が比較的多い状況がつづいています。
小児では、水痘(みずぼうそう)、溶連菌感染症、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)がみられますが多くはありません。このなかでは、水痘の発症がやや多いようです。
アレルギー疾患は、花粉症が原因の鼻炎や結膜炎は発症のやまをこえて減少しつつあります。気管支喘息は、現在減少していますが、今後、梅雨時になると増加してくることが予想されます。
日中の紫外線が強くなってきました。皮膚疾患では紫外線が原因の皮膚炎が増加してきました。