2014年6月第4週
2014年6月25日
例年に比べ、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が比較的多く見られますが、他に流行している感染症はありません。
小児では、この時期から夏かぜが増えてくる事が多いのですが、今年はヘルパンギーナや咽頭結膜熱(プール熱)が少し見られる程度です。ただプールが始まりましたので、注意が必要です。その他、水ぼうそうやおたふくかぜ、溶連菌感染症が散発的に見られます。
花粉によるアレルギー性鼻炎は減少しており、アレルギー性結膜炎は先週と同程度です。
また気温の上昇とともに、汗による皮膚炎や虫刺されが増えてきました。
急に暑くなると体が暑さに慣れてないため、熱中症を起こしやすくなります。睡眠や栄養を十分にとって体調を整え、水分や適度の塩分をこまめに摂るようにしましょう。