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2014年9月第2週

2014年9月10日

朝夕が少し冷え込むようになり、気管支ぜんそくの発作を起こす人が増えてきました。またかぜをひいたり、運動会の練習で砂ぼこりを吸ったりすることでも発作を起こしやすくなります。秋は一年の中で最もぜんそく発作を起こしやすい季節です。ぜんそくの持病がある人は、症状がひどくなる前に治療を受けてください。

感染症は全般的に少ない時期です。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や溶連菌感染症、水ぼうそう、おたふくかぜなどが引き続き見られますが、少数です。小児ではRSウイルスによる気管支炎や肺炎が少し増えてきました。特に乳児ではひどくなりやすいので注意が必要です。

流行している皮膚感染症や皮膚病はありません。また花粉症(鼻炎、結膜炎)も少数です。

夏の疲れが出るころです。バランスのとれた食事や睡眠を十分にとり、体調管理に気を付けましょう。