2014年9月第4週
2014年9月25日
成人では、気管支喘息や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいです。異型肺炎や咽頭結膜熱(プール熱)の報告がありましたが、特にはやっている疾患はありません。
小児では、喘息や感染性胃腸炎が増加し、手足口病やヘルパンギーナも増えています。また、インフルエンザの報告が先週に引き続き一部の地域であり、注意が必要です。
特にはやっている皮膚疾患はありません。夏から秋のイネ科・キク科の花粉症は鼻炎、結膜炎ともに増加傾向です。流行性結膜炎(はやり目)の報告がありました。
10月からスギ花粉症の新しい治療法(舌下免疫療法)が始まります。スギ花粉症の症状を治したり、長期にわたり症状をおさえる可能性のある治療法です。シーズン前からの開始が必要です。詳しくは専門医療機関にご相談ください。