流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2014年12月第2週

2014年12月10日

成人では、気管支喘息や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいです。65歳以上の報告はありませんが、インフルエンザが増加しております。その他伝染性単核球症の報告がありました。
小児では、水痘(みずぼうそう)、感染性胃腸炎の報告が増加しました。手足口病、溶連菌感染症は先週と同様に多いです。インフルエンザは、松山市内全域で報告がありました。

鼻炎(花粉症)は減少し、結膜炎(花粉症)も多くありません。流行性結膜炎(はやり目)は、流行っていません。

インフルエンザは、人によっては重症化する恐れもあります。流行を防ぐために、一人一人が「かからない」「うつさない」対策を実践するため、こまめに石けんで手を洗いましょう。免疫力が低下すると、感染しやすくなり、症状も重くなる恐れがあります。乾燥すると、粘膜の防御機能が低下しますので、適切な湿度を保つとともに、十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけ、免疫力を高めましょう。