2015年5月第5週
2015年5月27日
小児では、ヘルパンギーナや手足口病のような夏カゼがみられはじめました。溶連菌感染症や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は多くはありませんが、ひきつづきみられています。胃腸炎の便は、水様の便や粘液をともなう血便などさまざまであり、いろんなタイプの病原体が原因となっていると思われます。
インフルエンザは、小児、成人ともにごく少数みられます。B型が大部分ですが、わずかにA型もあります。
気管支喘息、花粉症(鼻炎・結膜炎)などアレルギー性疾患は、とくに増加する傾向はありませんが、ひきつづきみられています。