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2015年7月第2週

2015年7月8日

成人では、わずかですがインフルエンザの報告があり、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいです。
小児では、ヘルパンギーナ、咽頭結膜熱(プール熱)、感染性胃腸炎が増加しています。溶連菌感染症も引き続き見られていますが、やや減少しているようです。

皮膚疾患では、紫外線による皮膚トラブルやあせも、とびひ、虫刺されなどの夏の病気が増えています。また、伝染性紅斑(リンゴ病)で受診される方が散見されます。伝染性紅斑は、小児が中心ですが、成人でもみられます。関東で流行していますので、今後の動向に注意が必要です。
花粉症(鼻炎、結膜炎)は多くありません。流行性結膜炎(はやり目)は流行っていません。

小・中学校では、プールが始まる季節となりました。水いぼやとびひ、中耳炎、結膜炎などが増えてきますので、症状があれば早めに受診しましょう。